インドでも新年を祝って乱痴気騒ぎが相次ぐ

 

12月31日夜・・・日本でいうところの大みそかの夜、インド各地でも新年を祝うためにパーティーを開いたり、街へ繰り出したり、友達同士集まってワイワイ騒いで楽しむ光景が見られたようだ。デリーではコンノートプレイスで新年を祝う人たちのために、メトロが特別にオールナイトで運行したらしい。

ムンバイでは、ニューイヤーパーティーに参加していた男性が、夜10時になって警察の指示通り音楽を止めたパーティー主催者に喰ってかかった挙句に暴行を働いて重傷を負わせ逮捕された(→http://timesofindia.indiatimes.com/city/mumbai/Man-refuses-to-play-music-lands-in-ICU/articleshow/11333138.cms)男は酒に酔っていたという。

プネーでは警察が飲酒検問を実施、31日だけで230人もの飲酒運転者を検挙し、12月最終週だけで累計3168人の検挙数を記録したという(→http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2012-01-02/pune/30581257_1_inspector-vijaykumar-palsule-breath-analysers-traffic-branch)。

極めつけは、アーメダバードで起きた自動車事故(→http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2012-01-02/ahmedabad/30580972_1_blood-samples-drive-in-road-car)。飲酒による酒酔い状態で深夜、、、というより未明(AM4:45)に自らの車を運転して帰宅途中に制御できなくなり、道路沿いに停めてあったオートリクシャー、2人乗りのバイク、走行中の車に次々と衝突し、最後は中央分離帯にぶつかって横転したという。ばいくの後部座席に乗っていた男性が頭を打って死亡、とされている。驚くなかれ、運転していたのは19歳の少女だそうだ。日本ではありえそうな事故だが、インドのような国で若い女の子が未明まで酒を飲んで自ら車を運転して帰る途中に死亡事故を起こすなんて、つくづくインドも変わったんだなあ、と感じる。もちろん新年を迎える特別な時期のこととはいえ、インド人の間でお酒を飲んで騒いで楽しむような習慣がかなり広まって来ているのかもしれない。しかもアーメダバードは禁酒法(近年、条件付きで緩和されたとはいえ)のあるグジャラート州なのだ。